とてつもなく重い話
医学部に入ってすでに5年半が経過し、卒業試験も無事に終え、残すところ国試だけとなりました。
医学部五年生は大体どの大学も1年間強、病院実習を行います。全ての科をまわりますので、その時に大体自分が何科に興味があるのかがわかります。
昨今の話題として、コードブルーというドラマがありますが、救急というものを現場ではじめて経験できるのが病院実習なのです。
救急という現場は想像を絶するものでした。
心肺停止の患者さんが運ばれてくるのは覚悟しておりましたし、それを救うのが救急だと。もちろんそれが全てではありませんが。
ですが、はじめての心肺停止の患者さんは自殺が原因でした。
この患者さんは自らの意思で心配を止めているのに対して、我々医療者が治療を施さなくてはならないというこの矛盾にどうしても戸惑う自分がいました。
医師は助けを求められるものばかりだと。
現実的にはそんな簡単な話ではありません。
こればかりは今も忘れられない記憶、そして記録として僕の中には残っています。
未だに答えが見つかりません。
重い話で申し訳ありません、次は僕の趣味でもと思います。。
とりあえず国家試験の勉強頑張ります。。